昨年末に行った奈良・京都。
京都には今まで何度か行ったことがあり、好きな都市の一つ。
しかし奈良には一度出張で行ったことがあるだけで、しかもその時は奈良のお寺をタクシーで巡るという旅？でほとんど街の記憶が無い。ということで今回は奈良をメインに街歩きと食べ歩き。
奈良駅から歩いた、ならまち周辺。東京の埋め立て地周辺に行くと感じる「人のスケール感を無視した道路や建物の大きさ」とは逆に、自分にとってちょうどスケールの空間が心地よい街並。ランチを済ませてとりあえずホテルに。
宿泊先の奈良ホテルから見た市街地とホテルの外観と内観。
奈良町宿 紀寺の家とどちらにするかで迷った末に選んだ「奈良ホテル」。1909年明治時代に建設されており外観の屋根は瓦。入ると天井が高く木造建築でクラシック・モダンな印象。歴史ある建造物で自動化されていない部分が多いため、人手が必要な場面が通常のホテルより比較的多い分、気配りが行き届いている感じ。翌朝の茶粥定食も良かった。
チェックインした後、一度見てみたかった「くるみの木」へ。遅めの昼食を済ませたばかりでお腹は空いてなかったのだが折角なので何か食べようと思い、セロリとタコのピザをいただく。
民家の玄関先の照明。
晩飯はならまちにある「酒処 蔵」。安くて美味しいと自らアピールしているお店は結構怪しく微妙な所が多い印象だけど、このお店は本当に安くて美味しかった。また店内の雰囲気もよく、常にほぼ満席の状態だった。
翌朝、ジョギングしながら志賀直哉旧居、東大寺、興福寺などを見て回った後は、鹿を横目に大きく・長い参道を抜けて春日大社へ。
参拝を済ませ、山焼きで有名な若草山に向かって歩いていくと、まさかの現在閉山中の看板…。
昼過ぎには京都に戻る予定だったのでここで今回の奈良は終了。若草山周辺は春日大社の神域ということもあり原始林が残っていて、また今度ゆっくり歩いてみたい。
戻る途中にあった「キッシュ専門店 レ・カーセ」でキッシュを購入して京都へ。
