一度歩いてみたかったジョン・ミューア・トレイルとミスト・トレイルを歩いてネバダ・フォールの頂上までデイハイク。入園した際にもらった地図を頼りにスタート。
ハーフ・ドームに登るにはパーミットが必要。公園内の看板には絵がついていて、わかりやすいものが多い。
頂上までは約5.5km。ハーフドーム頂上までは11.3km。ジョン・ミューア・トレイルは340km。
しっかりと整備されていてとても歩きやすいかった。崖側には転落防止のためか、石を積み上げてつくったガードレールのようなものが、頂上の近くまでずっと続いていた。
切り立った岸壁の側を歩いていく。写真で見るとそのスケール感がわかりづらい。
初めて見る光景。来て良かった。
ミスト・トレイルとの分岐を右に曲がり、ジョン・ミューア・トレイルを登っていく。途中荷物を運んでいる馬に遭遇。そのためにも道がしっかりと整備されているのかもしれない。そしてこの方が環境に対する負荷も少ない気がする。
ハーフドームの裏側。
ホテルを出発して約3時間ぐらいで、滝の近くに到着。
日本だったら苔が生えていそうな場所に生えているのは多肉植物。
ここにもリス。人馴れしているのか餌を求めて近寄ってきた。
ネバダ・フォールの頂上に到着。橋が比較的新しい印象の橋。
橋の近くに立っていた看板をよく見てみると、リアルすぎて怖いぐらいの描写で滝に流されている人が描いてある。ヨセミテで楳図かずおの漫画を思い出すとは考えてなかった。
そして、注意書きには日本語も併記されていて「滝から落ちたら命はありません」の文字。落差181mの滝なので言われなくてもわかる気がする‥。こういう案内表示も文化の違いから、表現方法が違って面白い。
滝の流れる轟音がすごい迫力。滝を上から眺める機会は今までにあまりなかったかもしれない。
スケールが大きすぎて、カメラに収まりきれない。青空とのコントラストも見てみたかった。
地面に打ち込まれていたプレート。US GEOLOGICAL SURVEY(アメリカ地質調査所)の文字。
頂上で休んでいる間に雲行きが怪しくなってきたので下山。帰りはバーナル・フォールを経由してミスト・トレイルを歩いて帰る。
頂上から歩き始めて10分ぐらいで雨に混じって雪が降ってきた。息も白くて寒い。子供達と団体で歩いている人も多かった。
落差91mのバーナル・フォール。ネバダ・フォールまで歩く距離の半分ぐらいで来れるので色んな国の人達で賑わっていた。
帰りは2時間ちょっと。予想以上にみんな軽装で歩いていて、すれ違った女性で一番多かったのは、黒いタイツにNIKEのスニーカーでランニングする時と同じ服装だった。道もわかりやすく、よく整備されているので、アメリカの人達からすると遠足の延長みたいな気分なのかもしれない。
歩いている途中、トレイル沿いに落ちているゴミを見かけなかったのがとて印象的だった。