今年のシルバーウィークは少し遠出をしようと北陸新幹線に乗って立山へ。初めてみた北陸新幹線「かがやき」はイカを彷彿させるデザイン。
東京駅から富山駅まで北陸新幹線で約2時間。停車駅も5つぐらいで早い。立山までは、富山駅から電鉄富山に乗り換えて約1時間。時間を合計すると約3時間で、都内から南アルプスに行くのとそれほど変わらないかも。
立山駅に向かう途中の風景。やっぱりバスより電車の方が心地いい。
立山駅に到着。着いてみるとケーブルカーはすでに210分待ち。事前に立山駅〜発室堂行きのバスを予約していて正解。バスの出発まで1時間あるので、待つ間に近くの食堂でそばと白エビコロッケを注文。コロッケ美味しかった。
臨時バスに乗って約1時間で立山の玄関口である室堂に到着。バスターミナルは、帰りのバスは予約ができないので、13時過ぎの時点で長蛇の列。外に出ると、室堂の標高2,450m。この日は曇りで息も白く肌寒い。
室堂から時計回りに、この日の目的地である雷鳥平のテント場を目指して歩く。紅葉を楽しむ沢山の人が歩いていて、登山というよりは遠足に近い感じ。しっかり道も舗装されて歩きやすい。
標高が高くこんなに視界が開けた山を歩くのは初めて。大勢の人が来るのも納得の景色。
そして、まだ9月なのにすっかり紅葉が始まっていた。やはり9月下旬~10月上旬が立山の紅葉の時期だそう。
すでに沢山のカラフルなテント。これだけ張ってあると、寝やすい場所が確保できるのかが心配。
室堂から歩き始めて1時間ぐらいで雷鳥平に到着。受付を済ませて早速テントを設営。まだ空いていて良かった。昨日はもっと人が多く、過去最高のテント数だったそう。
今回のテントは張るのを楽しみにしていた、ローカスギアのクフ・タイベック。これまでのなかで一段設営が楽だった。隣でテン泊していたおじさんに「白いテントええね〜」と声をかけていただき、話していると、立山は関西圏からも比較的アクセスが楽なので、よく来るとのこと。関東・関西のちょうど中間地点ゆえのこの賑わいなのかもしれない。
時間もたっぷりあったので早めの夕食。相方がこの日はきのことチーズのホイル焼きに初挑戦。想像以上に簡単で美味しい。
メインは最近の定番になりつつあるトマトソースのパスタ。
食事の後は近くの山小屋で温泉に入れるということで、行ってみることに。テント場から近い2つのどちらか迷った末に、雷鳥沢温泉・ロッジ立山連峰へ。入ってみると比較的きれいな館内で、下水がきちんと処理されているのか、石鹸・シャンプーも使える上に、源泉の露天風呂まで。この風景を見ながらの温泉は格別だった。
最後は夕日を見ながらビールを飲んで寝るだけ。
公共交通機関を乗り継いで、歩くこと一時間でこのロケーション。1日目にして立山に満足しながら就寝。