OMM JAPAN 2017 NOBEYAMA|野辺山 レース&装備 レポート

3回目のOMM JAPAN。今回は初めてスコア・ロング。

2016年に夫婦で初参加したスコアショートでは、制限時間内にゴール出来ず大きく減点となってしまったので、ある程度時間に余裕がありそうな、スコア・ロングに変更してのエントリー。
理想は走らずに効率良くポイントを取って、時間内にフィニッシュすること。

当日朝、清里から野辺山までの電車が運休になるアクシデントがありつつも、知人に助けられて、無事スタート地点に到着。



1日目最後のロード地点

1日目はそれほど迷う箇所も無く、ほぼ道なりに進みながら、ポイントを取ることが出来て250点。移動距離約30km。
フィニッシュポイントまで走らずに間に合うかな?と考えていたものの、縮尺が3万分の1と小さくなって距離が伸びたのもあり、やっぱり最後の1〜2kmは走ることに。
今大会で、歩くスピードが他のチームよりとにかく遅いことを痛感(笑)。
周りのチームも同じように歩いているのにドンドン抜かれてしまった。来年は歩くスピードを上げたい。

フィニッシュ後は早速、シェルターを設営。
今回もローカスギアのクフタイベック。八ヶ岳を背景に、開放感のある開けた宿泊地で心地良い。


3つ並んだ三角シェルター。

動いている時はそれほど気にならなかったけれど、日が沈んでくると本当に寒かった。寒いとはいえ大丈夫だろうと思っていた…自分の予想を超える寒さで、ダウンパンツを自宅に置いてきたのを後悔。装備選びは難しい…。

完全に日が沈む前に食事を済ませて早々に寝袋の中へ。食事は初めて買ったビバークレーション。周りの人達の感想は賛否両論だったので、やや不安だったけれど、個人的には好きな味。調理時間が短いのも嬉しい。

翌朝、起きてテント内の温度計を見てみるとマイナス6℃。外に置いていた水も完全に凍っていた。それでも貼るホッカイロのおかげもあって、寒さをそれほど感じることもなく眠ることができた。


水滴もあっという間に凍ってしまった。


シェルターから出てみるときれいな八ヶ岳。


開放的なキャンプ地だった。

2日目は1日目と変わって、林道や登山道から外れた地点にポイントが設置されていて、1日目が走力、2日目は読図力が試されるコース設計といった感じで、2日目の方が考えたり、迷ったり、その分面白かった。
そして、周りに人がいながらも先にポイントを見つけられた瞬間は気持ち良い。


2日間の合計で510点。順位も中の上ぐらい。結局、2日目も後半2kmぐらいは走ることになったけれど、これまで3大会の中で時間配分も含め一番良かった。

以下は装備メモ。

ザック:OMM Classic 32L
キャップ:ホグロフス フリース キャップ 23g
手袋:ブラックダイヤモンド 57g
レインミトン:テラノバ 38g
ベスト:OMM 120g
レインパンツ:finetrack 172g
レインジャケット:OMM 211g
ヘッドランプ:ブラックダイヤモンド 83g
インシュレーション:アークテリクス 298g
マット:山と道 87g
マット:OMMDUO 217g
寝袋:592g
トレッキングポール 315g
シュラフカバー:198g
予備靴下:パタゴニア ハイソックス 65g
防風:パタゴニア フーディニ 92g
ウールタイツ:モンベル 118g
予備のベースレイヤー:ユニクロ スポーツ(ウール混) 167g
ハンドタオル:39g
シェルター:ローカスギア タイベック 442g
インナーシェルター:ローカスギア 356g
グランドシート:200g
ペグ:84g
銀マット:100均:73g
コンパス:2個:40g
熊鈴と温度計:27g
予備の電池:25g
携帯トイレ:71g
エイドキット:68g
汗拭きシート:34g
歯ブラシ:18g
充電器:247g
文庫本:142g

食事1人分:981g
食事2人分:1700g

+貼るホッカイロ3つ(こんなに使えるとは思ってなかった)