3日間通して雨。2019年の分水嶺トレイル

分水嶺トレイル

2018年はチームで参加したので、今年はソロでAコースにエントリーした分水嶺トレイル。分水嶺トレイルのAコースは奥多摩・鴨沢から八ヶ岳の麓、野辺山高原・しし岩までの約80kmを踏破する大会。(Bコースは前日夜に青梅からスタートして約120kmとさらに長い)2018年の振り返りはこちらから。

目標は昨年は上手く休憩(睡眠)が取れず、甲武信ヶ岳から国師ヶ岳の区間がとにかく辛かったので、今年はしっかりと休憩を取りながらフィニッシュすること。

結果は当初の予定と全く違う内容ながらも無事に目標達成。

そして、終わってみると2019年の大会は7月13日のスタートから15日のフィニッシュまで3日間を通して雨となったこともあり前大会よりも低い完走率は47%(Aコース・ソロ)だった。

今大会を振り返ってみて良かった点
“歩き続けられた”

当初の予定では、前回、雁坂小屋に着くのが遅かったため、ツェルトを張るスペースが無く雁坂峠で仮眠をすることになってしまったリベンジを考えていた。

ところが、実際に雁坂小屋のチェックポイントに着いてみると、夕方以降、降り続いた雨で体も濡れていて、止まってしまうと冷えてしまいそうだったことと、眠気も体力的にも全く問題なかったので、ここでの睡眠を辞めて、ひたすら歩き続ける計画に変更。

雁坂小屋

この時間(深夜12時)に雁坂小屋で暖かい食事ができたことも歩き続けることを決められた理由の一つ。雁坂小屋でビバークした人に聞くと、浸水と寒さでほとんど眠ることができなかったそう。

結局、14日早朝に甲武信小屋、午前10時頃に大弛小屋で休憩しながら約28時間近く歩き続けて富士見平へ。その間一度も眠くなることが無かった。阿蘇ラウンドトレイルの時と同様に眠たくなる前19:00頃にレッドブルを飲んだのが効いていたように思う。

今回、最も辛かったのは国師ヶ岳の山頂手前のピーク付近。登りきったと思ったのに中々、山頂が見えてこない上に雨も強くなってきて、もう富士見平でリタイヤしても良いかも‥と考えながら歩いていた。

国師ヶ岳

昨年、多くの人で賑わっていた国師ヶ岳山頂も今年は誰もいなかった。

大弛峠

国師ヶ岳を下ったあとは大弛峠で前回同様にカレー休憩。
その後、金峰山を越えて富士見平に15時前に到着。装備の重さかザックが合わなかったのか肩の痛みがひどかったことと、このまま歩き続けて順調にフィニッシュできたとしても深夜に獅子岩着なので、富士見平でしっかりと休んで進むことに。約8時間休むことでしっかりと回復。15日0時前に出発し、午前10時前に獅子岩にフィニッシュ。

飯盛山

残念ながら今年は飯盛山も見えず。

次回に向けての改善点
“その1 雨対策”

分水嶺トレイル

大会後しばらくの間、走ったりすると足の裏が痺れる感覚が残ってしまった。前回も含めて過去にそういった問題がなかったことを考えると、濡れて足の指や裏側がふやけた状態で歩き続けたことに要因があるのかもしれない。
報告会でも足裏のケアの大切さを説明していた。靴下の素材選びや休憩時のケアが必要だなと思う。
またレインウェアの撥水性も冷え対策には大切なことを改めて実感。今後に向けて濡れない工夫と濡れた時の対処法を考えたい。

“その2 軽量化”

OMM 25

本格的な使用は今回が初めてだったOMM CLASSIC 25Lのザックに必携品と水や食料、トレッキングポール、など全アイテムをパッキングして約9kg。
金峰山から富士見平へ下っている途中、とにかく肩が痛くなってしまい、脚よりも先に限界を感じてしまった。
分水嶺トレイルは必携品が多いので軽量化が難しいけれど、あと1kgは軽量化したい。そしてザックが雨で濡れて重くなることを考えると、撥水・耐水性のあるザックや、レインカバーを使用したほうが結果的に軽量化にもつながる気がした。

次回はBコースを歩いてみたい。