10月中旬、今年2月にも歩いた大菩薩を歩いてきた。
歩くなら違う道を歩きたいということで、今回はどちらかというマイナーな丸川峠から山頂を抜けるルート。
1日目:大菩薩峠登山口〜丸川峠〜大菩薩嶺〜福ちゃん荘
駐車場がある丸川峠入口を左へ曲がり、丸川峠に向かう。
しばらく沢沿いを歩いた後は尾根沿いの道が続く。上日川峠に向かう道よりもひっそりとした雰囲気ながらも明るくていい。
自然林の中を2時間少し歩くと、急に目の前が開けて丸川峠に到着。
こじんまりとした山小屋「丸川荘」は食事や飲み物メニューも充実していた。
この峠は小屋を中心にして、森の中にある小さな草原ような感じ。
来た道を振り返ると後ろには富士山がきれいに見えた。
暖かく、風もなく、ここにテントを張ってのんびりと1日を過ごしたい。
でもこのあたりは幕営禁止エリア。軽く昼食を済ませて大菩薩嶺を目指して峠を登る。
大菩薩嶺の山頂に到着。展望がなくどちらかというと地味な感じ。
ルートが逆なのもあるかもしれないが、以前来た時の印象を全く思い出せなかった。
山頂からすぐ、福ちゃん荘に向かう雷岩の分岐。ここからは南側が一望できる。さっき見た富士山も300m〜400m上がるだけで随分、見え方が違う。
雷岩の分岐で見た「キツネ」!山で出会ったのは初めて。野生動物に出会うとそれだけでテンションが上がる。
ここから約40分。ひたすら下ってテント場の福ちゃん荘に到着。
途中からなので正確ではないが、この日のルートをField Accessで計測したログはこんな感じ。
2日目:福ちゃん荘〜上日川峠〜千石茶屋〜登山口〜大菩薩の湯
前回同様に大菩薩峠まで日の出を見に、二日目の朝は4時30分ぐらいに出発。
寒いなか待った甲斐があるいい景色だった。こんな日に限ってカメラを持ってきていないのが残念。
日の出を見た後は、近くの介山荘で甘酒をいただいてテント場へ。この時間に宿泊でもないのに飲み物が買えるのは珍しいと思う。おかげで体が温まった。
テントを撤収した後は、福ちゃん荘で朝食「きのこ汁定食」をいただいて満腹。
そのまま上日川峠を下って登山口へ。途中、休憩ついでに千石茶屋で飲んだ「桃ジュース」も濃厚で美味しかった。
そして最後はこの辺りに来た際の定番「大菩薩の湯」に立ち寄って下山。