IZU TRAIL Journey 2018|伊豆トレイル ジャーニー 完走記

3〜4年前まではそれほど興味がなかったトレイルランニングの長距離レース。
数年前に伊豆トレイジャーニーのレース風景を見かけて以来、こんな景色を見ながらいつか走ってみたいと思い、少しずつ走れる距離を伸ばして約2年。トレイルランニングクラブに入ったのもこのレースがきっかけだった。

夜明け少し前、朝6時にレーススタート。朝日が昇るのを横目に林道を進んでいく。第1エイドを過ぎたあたりまでは予想タイム通り。

ところが、第1エイドを過ぎたあたりで朝食時に飲んでいた風邪薬の効き目が切れてしまったのか、急に脚や腰、肩の身体の関節が痛み出して、思うように走れない状態に。

これまでに経験したことがない痛みにどう対処していいのかわからず「少し進んでは休む」を繰り返しながら歩いていく。しかし全く改善する様子もなく、このままだと初めてのDNFかも‥と思いながら、最後の手段として風邪薬と痛み止めを飲んで、第2エイドを目指して進んでいく。

そこから約1時間30分。

痛みがなくなり走れるようになった頃、急に目の前が開けると待ち望んでいた景色が広がっていて、開き直れた瞬間だった。

第2エイドではチームメンバーが出迎えてくれてさらに気が楽になった。

その後はひたすら気持ち良く走れるコースが続いていく。

最終エイド。しっかりと水分とエネルギー補給してフィニッシュへ。

残念ながらレース中に富士山を見ることは叶わなかったけれど海を見ながら走れるトレイルは最高だった。(晴れていたら目の前に富士山が見えていた)

結果は後半走り切れたことで、事前の目標予想ゴールタイム11時間30分に対して11時間20分でフィニッシュ。無事完走できて目標タイムもクリアできたので良かったものの、第1エイドから第2エイドの区間をほとんど走ることができなかったのが心残り。これも自己管理が甘かったのが原因。

全体を通して本当に走れるコースだった伊豆トレイジャーニー。さらに走力をつけて、もっと景色を楽しみながらもう一度走ってみたい。

装備

寒い季節のレースで体感気温も予想しづらく、悩んだ末に選んだウェアリングは以下の通り。
ほとんど脱ぎ着もすることなく、快適に走ることができた。中でも腹巻は寒がりな方なので今回一番重宝したアイテム。

アンダーウェア:ファイントラックのスキンメッシュ
ベースレイヤー:化繊100% チームTシャツ
ミドルレイヤー:パタゴニア メリノウールの長袖(ジップネック)
ボトム:メンズ・ストライダー・プロ・ショーツ
カーフゲイター:スキンズ
アームカバー:ザムスト
腹巻:山と道の腹巻