目標3時間20分切り。初のフルマラソンを振り返る

勝田マラソン

元々、ロード(アスファルト)を走ることがそれほど好きではない上に、スピードを追い求めることにもそれほど興味がなく、これまでに一度も走ろうと思ったことがなかったフルマラソン。
過去に、東京マラソンや京都マラソンはイベント的に面白そうなので、何度かエントリーしているけれどすべて落選。
2020年に勝田全国マラソンを走ろうと思ったのは、トレイルランニングのレースでフルマラソンよりも長い距離を完走できるようになった今の自分が、どのくらいのタイムで走ることができるのか?を知りたかったのが一番大きな理由。

目標は3時間20分

走るからには目標タイムがないと練習も設定しづらいのでまずは目標設定。
第1目標を3時間20分以内、第2目標を3時間30分以内に決定。根拠はほとんど勘で、普段練習で走っていてこのタイムだったら頑張れば達成できそうかな。という感じ。

勝田マラソン

レース当日:目標ペース4分45秒/km

エントリー時にフルマラソンの過去実績がなかったので、最後尾の1つ前のGブロックからスタート。
スタート後はしばらく歩いて、6分34秒後にようやくスタートラインを通過。
最初の1km〜2kmは無理せず周囲に合わせて走ろうと思っていたけれど、思った以上にペースが遅く慌ててペースアップ。その後は腕に書き込んだ設定ペースを下回らないように気をつけながら走る。
ラン仲間が事前に送ってくれたコース概要をイメージしながら、前半にオーバーペースで後半に潰れてしまわないよう常にペースをチェック。30km手前ぐらいでまだ余裕があったので10秒/1km程度のペースアップと40km手前まではほぼ予定通り。
最後はさらに上げたい!と思っていたけれど、残り3kmで急に脚が重くなり、何とか辿りついた感じでフィニッシュ。最後、昭和通りの直線がとにかく辛くて1kmがこんなに長く感じたのは初めてだった。

無事に目標は達成

結果は3時間15分12秒(ネット)3時間21分46秒(グロス)で無事に目標は達成。練習方法からコース説明、ウェアリングまで、事前に色々とアドバイスを貰えたおかげだと思う。
グロスタイムで3時間20分を切れなかったのがやや心残りだけど、後方ブロックからのスタートで、スタートラインに到達するまでに6分34秒かかってしまったことを考慮すると、今の走力では難しかった。

勝田マラソン

事前練習

今回フルマラソンに向けて行った練習はペース走を3回。20km(4分43秒/km)、15km(4分25秒/km)、10km(4分12秒/km)。30kmは結局できなかった‥。
ペース走以外では、4月と5月のトレイルランニングの100マイルレース完走を目標に、普段の練習量を12月から増やしたこと。

改善点:初めてフルマラソンを走ってわかったこと

一つはペースを一定にキープするのが難しかった。
トレイルランニングのレースと違ってとにかく人が多く、周囲のランナーを抜きながら走ろうとするとペースのアップダウンが発生してしまい、徐々に感覚がズレてくる。結果的に頻繁に時計を確認し調整しながら走ることになってしまった。もう少し時計に頼らずにペースを維持したい。

二つ目が水も含めた補給のタイミングと量。フィニッシュの前後で手足にしびれを少し感じたことを考えると、水分と糖質ともにやや不足していたように思う。
今回は10km毎にジェルを摂取予定で4つ準備していたが、その中一つのカロリーが約30calしかなく、40km地点手前で使い切ってしまった。
そして、走りながら給水所まで毎回移動して、止まらずに水を取って飲むこと自体が難しかった。見ているとみんな器用に飲んでいたのでこれはある程度の慣れなのか、コツが必要だと思う。

装備

アンダーウェア:Finetrack スキンメッシュ
ウェア:クラブTシャツ(ANSWER4)
パンツ:Patagonia メンズ・ストライダー・プロ・ショーツ
アームカバー:C3fit アドバンスウォームアームスリーブ
カーフタイツ:Skins
手袋:メリノウール
腹巻:Montbell ジオライン ウエストウォーマー
首巻 Montbell シャミース ヘッドバンド
シューズ:Altara One V3
防寒着:100均のレインコート Lサイズ(スタートまで)
防寒着:Asics ポンチョ

シューズはレース直前までナイキのズームフライとどちらにするか迷った結果、履きなれたアルトラを選択。
冷えやすいので、腹巻はフィニッシュまでつけたまま。アームカバーはこれまでザムストのものを使用していたけれど、汗による冷えが気になっていたので新調。今回使用したC3fitのアームカバーは汗冷えが気にならず良かった。レインコートはスタート直前まで。ポンチョはスタートして体が温まるまでの間だったけれど、これも体が冷えずに助かった。