一度行ってみたかったアメリカの国立公園ヨセミテ。テント泊も良いなと思いながらも英語は話せないし、荷物が多いのも面倒だし、移動がきちんと出来るかも不安だったので、サンフランシスコから2泊3日ホテル宿泊のJTB USAの現地ツアーでヨセミテ国立公園へ。
朝7:30頃ホテルニッコーのロビーで待ち合わせ。ツアー内容には日本語が話せるガイド付きとしか記載がなかったので、どんな人が来るのかと思って待っていると、いかにも日本人なツアー会社のおじさんが迎えにきてくれた。いくつかホテルのロビーを巡回し残りの参加者の人達をピックして出発。参加者は全部で10人ぐらい。
途中バートの横を走る。約18年前にバートの距離が10km伸びて住宅地ができたらしい。
サンフランシスコからヨセミテバレーまで約340km。約4時間ぐらい。ちょうどお昼時に到着予定。窓から見える山や丘が日本よりも遥か遠くに広がっている。
休憩時に見かけた、2015年5月16日開催のジョン・ミューアフェスティバルのチラシ。1日違いで見れないのが残念。
これは金を採取するのに使用していた機械。ゴールドラッシュの歴史を少しだけ見ることできた。
この辺りは以前ヨセミテ鉄道が走っていたそう。昔は日系人がある程度の農業を担っていたが戦争で捕虜となってしまい廃れた後、メキシコ系移民が農業を担っているとか、全米の8割のアーモンド、9割のブドウをカリフォルニア州では作っているなど、ツアー中、運転手の方が淡々とその風景の案内をしてくれた。
公園の入口に到着。ここで入場料を支払います(もちろんツアーなので参加費に含まれている)。代わりに地図をもらえた。日本語訳付きで嬉しい。
まずはトンネルビューへ。平日の昼間とはいえ世界的な観光地なだけあってたくさんの人。
左側がエルキャピタンで右側がノースフェイスのロゴやMac OSの名称にもなっているハーフドーム。一枚岩とは思えない圧倒的なスケール。
グレーシャーポイントツアーのバス?みんな楽しそう。乗ってみたい。
トンネルビューの後は公園内のビューポイントいくつか回りながら観光。写真はヨセミテ・ブライダルベール滝。
透き通った水と新緑が美しい。
いくつか回った後、ヨセミテロッジで昼食。配布されたお弁当はまさかの幕内弁当。ヨセミテで幕内弁当を食べるとは全く想像していなかった。リスがあちこちにいて、少しでも目を離すとすかさず食事を狙ってくる。隣でフライドポテトを食べていた人が、席を外している間にすっかり食べられていた。もっと注意しないと‥‥。
そしてここで一旦ツアーは終了。帰りの集合時間を聞いた後解散。
早速、自転車を借りてヨセミテバレー内をぐるりと一周。
まずはクライミングで有名なキャンプ4。ここは先着順で唯一予約がいらないテントサイト。
以前、下北沢のB&Bにて、渋谷ゆりさんの『CAMP4 YOSEMITE』刊行記念で開催されたヨセミテとカウンターカルチャーをテーマにしたトークショーで聞いたスラックライン。残念ながらやっている人を見ることができなかった。
他のテントサイトにはない雰囲気。
すぐ近くの岩場で練習している人たち。
クマが食事を求めて、ゴミをあさりに来ないように分別を促す看板。面白い。
寝袋や衣類、鍋や水筒などのキッチン用品まで、トランクを開けるとぎっしりと詰まっていて機能的。まるでキャンピングカーのような感じ。
移動途中に見かけた鹿。あまり日本の鹿と変わらない印象だった。
ヨセミテ・ビレッジ内のDegnan’s Deli。ちょっとした食料とホットドッグやサンドウィッチなど軽食を注文できる。
果物から肉類まで充実したヨセミテ・ビレッジのマーケット。テント泊も何不自由なく楽しめそう。ここでホテルで飲む地ビールとお菓子、友人のお土産にライターとポンチョを購入。
ヨセミテ・バレー内はサイクリングロードも整備されていたり、周遊バスも時間を気にする必要がないぐらいに走っていて、食事や売店も充実していて想像以上に気軽に楽しめる場所だった。子供がいても楽しめそう。
公園内でみかけた松ぼっくり。とにかく大きい!公園内は木が大きく特に目印が見えないので、自転車で走っていると何度か道に迷ってしまった。
17時ぐらいに自転車を返して、宿泊先のアワニーホテルへ。アワニーホテルはヨセミテ公園内でも行ってみたかった場所の一つ。アワニーとは、ここに住んでいたネイティブ・アメリカンの言葉で「大きな口」という意味だそう。
周遊バスでホテルへ向かうはずが降りるタイミングがわからず気付いたら1周してしまったので、最後は近くで降りて歩いて向かう。