今年のGWはまだ残雪が残っていて寒そうな甲武信ヶ岳は避けて、のんびりと2泊3日で奥秩父の縦走路を歩いた。
新地平から笠取小屋で一泊した翌朝は唐松尾山を経て将監小屋へ。
3日目は前飛龍・熊倉山を経て丹波村に下るという最終日以外は4時間程度のコースタイム。
新地平のバス停から登山道に入る。歩き始めてしばらくはおそらく今は使われていない、明るくて歩きやすい広い林道が続く。笠取山へ登るメインルートではないこともあって途中、出会う人も少なかった。
甲武信ヶ岳方面との分岐になっている日本3大峠の一つ雁峠。同じタイミングで峠で出会った女性は今日は雁坂小屋に泊まるそうで、勢いよく急な傾斜を登っていった。
初めて泊まった笠取小屋は管理が行き届いていて清潔感のあるテント場だった。受付を済ませると小屋の方が人数や状況を見てテントを張る場所を決めてくれるというのも珍しい。必ずしも経験や知識がある人ばかりではない場所ではその方が良いかもしれないと思う。
笠取山からの景色。いい天気。もう少し後の時期に来るときっと新緑が美しい場所。
山の上にもう一つ山が乗っかっているような笠取山。
二日目将監小屋へ向かう直前のササ原。この辺りの道は明るく開けた道が多くて気持ち良かった。
GWとあって一週間前にも泊まった時は3張り程度しかなかった将監小屋のテント場は一杯。比較的新しいこの小屋のトイレは、清潔感があって電気も自動で付くので嬉しい。
今回のルート上で一番眺望が良かった飛龍山近くの禿岩。
派手さはないけど静かな原生林の尾根歩きを楽しめた3日間だった。いつか時間があるときに奥多摩から奥秩父の主要縦走路を歩いて、山梨まで歩いてみたい。
いつか奥多摩から奥秩父の主要縦走路を歩いて、山梨・金峰山までスルーハイクしてみたい。
