Doi Inthanon by UTMB 2022 レース前・観光編

2022年12月9日金曜日からタイ北部チェンマイで開催されたDoi Inthanon Thailand by UTMBの100マイルカテゴリーSUMMIT160を走ってきた。(距離165km、累積9,090m手元)妻は50kmのPAGODA 50にエントリー。

このレースはUTMB®︎ Mont-Blancを頂点とした、UTMBワールドシリーズの中でも高い位置付けにある「メジャーズ」のレースで、完走すると獲得できるストーンの数も通常の2倍。

さらに各年代別で上位入賞者はUTMB®︎ Mont-Blancの出場権が獲得できるアジア・オセアニアでは唯一のレースということもあって、日本からも大勢のランナーが様々なカテゴリーに出場していて、同じツアー参加者だけでも50人以上いたような気がする。

レース3日前・12月6日にチェンマイ入り

チェンマイ直通の飛行機はなかったので羽田発~バンコク(スワンナプーム国際空港)行きの飛行機に乗って、バンコクで乗り換えてチェンマイへ。

トランジットの待ち時間はフードコートでタイ料理のカオソーイ。
辛いものを食べるとすぐに汗が出るし、あまり得意ではないけど辛い食べ物は好き。

チェンマイ国際空港内のストア営業時間はあてにならない

飛行機が遅れてチェンマイに21:40頃に到着。まずは両替しておこうとカウンターに向かうもすでにシャッターが閉まっている‥。Webサイトでは22:00までの営業となっていたので、バンコクで両替せずチェンマイで両替しようとしたのが失敗。
結局、翌日に旧市街地の両替所で済ませることができたので良かったけど、事前にバンコクで両替しておくべきだった。

空港に設置してあったパネル。5000人以上のトレイルランナーが集結するらしい。

移動はタクシーアプリ「Grab」が便利。

両替は諦めてとりあえずタクシーでホテルまでと思ってタクシー乗り場に行くと空港で待機しているタクシーは現金のみでクレジットカードが使えない。
ホテルまで約3km。22:00過ぎからスーツケースを持って移動するのはきつい‥。

妻が事前に調べていたタクシーアプリ「Grab」を使ってみると、あっという間に手配できて、決済もアプリに登録したクレジットカードでOK!無事ホテルに辿り着くことができた。


その後もチェンマイ市内の観光は徒歩以外全て「Grab」で完結。手配して5分程度で来るのでとにかく楽だった。

SIMカード

SIMカードは事前にAmazonで購入。滞在中、全く問題なく使うことができた。
ほとんど圏外になることもなかった気がする。
AIS タイ国内用プリペイドSIM 8日間 データ通信15GB

翌日12月7日は旧市街地を観光。

2020年2月のニュージーランド以来、久しぶりの海外ということでレースの2日前にチェンマイ入りして旧市街地を観光。
堀と城壁に囲まれた旧市街は1辺1.6km程度なので、のんびり歩いて回るのにちょうど良い大きさ。

男性しか入れなかった建物
その建物の中に描かれている壁画。
タイは金色が多い。
ドラクエ感のある寺院ワット チェディルアン。古い建物の方が趣があって良かった。
城壁の外に流れる川
城壁外の寺院ワット ロークモーリーの中
干支?が描かれたお札が風に吹かれて揺れていて、心地よい空間だった。

昼食は炒め物と春巻き。バナナの春巻きは初体験。意外とトロッとしていて美味しかった。
寺院も日本とは様式が全く違ってただ見て回るだけでも面白い。タイといえばマッサージということで最後はマッサージも体験。

ツアーに合流してホテルへ。

夜20時頃に待ち合わせ場所のチェンマイ空港でツアーに合流。空港からバスで2〜3時間でホテルに到着。

宿泊したホテルの部屋。
ホテルの外観

各カテゴリーでスタート時間が違ったり、スタート・ゴール会場付近に宿泊できる施設がほとんどなかったり、車が運転できないので移動手段がなかったり、色んな理由から今回はUTMBオフィシャルツアーで参加。

行き帰りでバスやタクシーが目的地と違う場所に着いたり色々あったけど、色んな方と知り合うことができたし、ホテルの居心地も食事も良くてツアーを選んで正解だった。

レース前日は受付(必携品確認)&観光

最後のエイドからフィニッシュまでツアー参加者皆んなで試走。(参加する・しないは自由)
いいのさんに「コーヒーの木の実を食べてみると甘いんですよ」と教えて貰って、道端に生えている木の実を齧ってみると甘くてびっくり。

コーヒーの木を見るのも初めて。

コーヒーは苦手でほとんど飲まないけど、実は好きかも。

レースの必携品チェックと受付は昼食会場でツアー会社の方が代理で実施。会場に並ばずに完了。海外レースの受付がどういう感じなのか体験してみたかったのでやや残念。

昼食はバイキング形式で食べやすい味付けのものが多かった。
ゼッケン

その後、レース前日なので観光に行く人と行かない人で別れて行動。また来る機会もないので迷わず観光を選択。
レース途中に通過するタイ最高峰ドイ・インタノン山にあるツインパゴダへ。

女性は肌の露出をしてはいけないので、スカートをレンタル。
二基の仏塔は比較的新しい建物でプミポン国王とシリキット王妃の塔らしい。残念ながら曇っていて山頂からの眺望は望めなかった。

観光の後は夕食

夕方18時頃に観光から戻って19時から夕食。滞在中は朝食も夕食もバイキング形式。
すごく辛いものもなく、馴染みがある感じの味付けで食べやすかった。

食事会場
地域の伝統的な踊り