EAT & RUN 走るために生まれた

20140208_book

20km以上走ると膝が痛くなる事が多く、その改善のために始めたベアフットランニング。
ベアフットランニングとは、一般的に言われてきた踵から着地して走る走法とは違い、フォアフットもしくはミッドフット(前方)で着地することで着地の際の衝撃が軽くなるとともに、シューズのクッションに頼らず足の裏全体を使用するため、裸足で走る時と近い状態になり、人間が本来持つ足の力を取り戻すことができるという走り方。
と理屈は何となく理解できるけど‥?と何か引っかかっていた自分にリアリティとより走る楽しみをもたらしてくれたクリストファー・マクドゥーガルの「BORN TO RUN」。
「人は走るために生まれ、走るために進化してきた。つまり走ることは人間の本能なのだ」と書かれているこの本は、著者自身の体験はもちろん、数々の著名なランナーの言葉や科学的検証から構成されていて、とにかく面白い。

そして、その中の登場人物の1人スコット・ジュレクによって書かれた「EAT & RUN」。
ウルトラマラソンで有名なスコット・ジュレクの現在に辿り着くまでの経緯と、完全ヴィーガンであるスコット・ジュレクによる走るための料理とそのレシピが掲載されている「BORN TO RUN」の続編的一冊。各章の間に掲載されている実践的アドバイスのコラムと、経験に基づいて作られている料理はどれも興味深い。
次はこの本に掲載されているレシピを作ってみようと思う。

どちらもまだ読んでいない人にはぜひお勧め。