昨年、第1回大会が開催された「OMM JAPAN RACE」。
第2回大会となる「OMM JAPAN TSUMAGOI」にエントリー。今年一番楽しみにしていた大会。
参加したスコアのルールは、当日スタート地点で渡された地図に記載してあるポイント(コントロール)を制限時間内にできるだけ多く取ったチームが勝つというもの。常に2人1組での行動が義務付けられていたり、その他、装備にも規定が多い。
今にも雨が降りそうな霧がかった、見通しが悪い状況でスタート。
本国のOMMらしい天気ですねー。と大会関係者の方。笑。
まずは近場のポイントに向けて歩いて行くといきなりの雪。想像してなかったのでビックリ。そして寒い。
最初のポイントでチップに記録。
この日に向けて地図読み講習会に参加した甲斐あって、意外と地図が読めた。参加して本当に良かった。
また、わかりづらいポイントも周りにいる人の動きで見つけることが出来る。笑。
目的地に向けて直進するために普段だったら、絶対歩かない背丈を越えるような藪漕ぎ。これが結構楽しい。
結局竹藪を直進するのと、巻道で歩きやすい道を歩いてきた人と同じぐらいの時間で分岐まで到着。地図には記載されていない状況判断もそれぞれ。
1日目、残り約2時間。頑張ればもう少し遠いポイントまで行けそうだけど、とりあえず無理せずフィニッシュに向かいながら、取れそうなポイントだけ記録して帰ることに。
その途中、道が記されてないルートを歩いて、上手くショートカットに2回成功。
予想よりも早く、約1時間残して、最終ポイントに到着。
フィニッシュは無印キャンプ場嬬恋。今年2度目。また来るとは思わなかった。
テントを張り終えたころにはすっかり雨。
クフは前室が無いので、傘の下で夕食。こういう天気の時はやっぱり全室がある方がいいなと実感。
朝まで降り続いた雨も上がって2日目。
スタート近くの16&18ポイントを取った後、途中の53は帰りに時間があれば行こうと決めて、26〜51をチェック。
次は67へと向かったものの、よく地図を見ると、先の20近くからぐるっと回らないとたどり着けないこと気付く。冷静に考えれば、そんな簡単に高得点がとれるわけがない。
戻って53を目指そうにも気づいたら撤収時間を過ぎてしまっていた。
どこに向かうか迷った末、行ける所まで行ってみよう!とさらに先のポイントを目指す。
結局38まで行ってUターン。この時残りが約2時間程度。制限時間を1分遅刻につき5点マイナスなるため、時間内には必ずゴールしたい。
あとはひたすらフィニッシュ目指して急ぐ。走るつもりはなかったのに結局走るハメになってしまった。
雨を含んだザックが重い。こんなことなら26〜51を3つ取った後、戻って68と92を狙いに行けば良かった。スコアは近い距離で効率的に回るスキルが必要だなと痛感。
すでに体力を使い果たしていたので、最後のゲレンデの登りがとにかく辛い。
制限時間まで5分以上残して、最後は快晴の中フィニッシュ。
今まで出場してきた、トレランの大会やロードの大会と比べものにならない達成感。
普段歩かないような里山を自由に歩き回れる冒険感はとにかく面白かった。
また来年も参加したい。